殿〜、お湯殿の支度が整い
 ました〜。

「空耳ア〜ワ〜。」
 殿!お湯殿の支度が!!!

「見回りがのぉ〜。やれ忙し
 い忙しい!!」

 ・・・・・
 若〜、お湯殿の支度が整い
 ました〜。

「空耳ア〜ワ〜。」
 若!お湯殿の支度が!!!

「どうも風邪っぽくての。」

 ・・・・・。
 殿〜、おやつの支度が〜。

「なぬっ、それはこうしては
 おられぬ。」
 若〜、おやつの支度が〜。

「遅いっ!もっとはよう致さ
 ぬか!」
「美味っ、美味っ!」

 ・・・・・・・。
「美味っ、美味っ!」

 ・・・・・・・。
「なんとか風呂はやり過ごし
 たがの、次回は如何に誤魔
 化すかじゃの。」
「左様、また頭を一捻り致さ
 ねばなりませぬの。」
「ま、へこむつかしい事のみ
 を考えておってものう。
 如何じゃ鐔殿、おやつの後
 の珈琲でも。」
「それはそれは、是非にも
 よばれましょうぞ。」

「さて、小腹が膨れたら、
 眠ぅなったのぅ〜〜。」
「左様、まこと自然のなりゆ
 きにござりましょうぞ。」
「ZZZZzzz・・・。」

 ・・・・・・・・・。
「ZZZZzzz・・・。」

 ・・・・・・・・・。